「お客様は神様です。」
大昔、三波春夫先生が言い放った素晴らしいお言葉です。
私達は車を売ったり、修理するだけでなく
お客様のおもてなしに本気で取り組んでいます。
そう、「お客様は神様です。」
ただ私は思うのです。
「その言葉は私達が言うことであって、決してお客様側が使う言葉ではない。」
車が故障したり、携帯が故障したりでイライラする気持ちもわかりますが、
すべての物は消耗し、疲弊し、劣化していくのです。
私達販売側もお客さまも同じ人間です。
お客様と私達には上下関係はない。対等な立場だと考えます。人間が人間をもてなすのです。
近年、消費者保護に走りすぎて、ちょっとした事でお客様がキレやすくなっています。
学校でも先生の立場が弱くなり、それに付け込んだモンスターが増えています。
「客に向かってそうゆうこと言うんか!」
店員に向かってそういうこと言うんか
「もう二度と来ないからな!」
ありがとうございます。助かります。
「なんかあったら命の保証せえよ!」
それはシェンロンに言ってください。
「エアコン壊れて熱中症なったらどうしてくれるんなら」
熱中症は当店ではなく医者にみてもらってください。
「車検を受けたばっかりなのになんでなんな」
車検を受けただけで新車に乗り換えた気でいるのか。
25年自動車業に携わって思うこと。
まじめな人は続かない。心が弱い人は続かない。必要以上にへりくだる人も続かない。
私も何度も心折れましたが99%の善良な神様のために、
これからも心を強く持ち「おもてなし」の精神で邁進したいと思います。
令和元年8月10日(土)
第1位 印刷会社経営
納車時、300万円をバサバサッと放り投げて拾えと笑ったD印刷経営者。
ヘラヘラ笑いながらかき集めた自分を思い出して帰りのトラックの中で悔し泣きした22才の冬。
第2位 親子
会社員時代、おまえの親の教育がわるいんじゃ!と言った年下のお客様。
私も怒って「親は関係ないじゃろが」後日本社にクレームが来て謝りに行かされた。帰り道泣いた。
第3位 県外からの来客
目当ての車が売れていたようで「県外からわざわざ来たのに!」ってタバコを投げつけてきた。
第4位 身内(男)の元カノの彼氏
「こっちは色々分かってる上で利用してやろんじゃが!」店の中で暴れた。おれ知らんがな笑
第5位 小学校同級生
「おっ今日お母さんと一緒に来たん?」
「えっ?彼女じゃけど…」「…」「…」
Nマジごめん…
令和元年8月11日(日)
お客様やスタッフのおかげで、日々忙しく充実した毎日を送っています。
ただ自動車業界は分かりやすい傾斜産業の1つです。
少子高齢化、賃金の低下、自動車の高耐久化、そして何より若者の多趣味化によって自動車にあまりお金を使わなくなりました。
商売繁盛は良い事ですが、次の世代に向けての準備もしていかなくてはなりません。
当社としても積極的に若い人材を採用していますが、一番の悩みどころです。
「若い人が続かない。」
1,2週間どころか最近は半日とか…笑
従業員はみんな優しく、週休2日以上と好条件ですが、やはりきつい仕事内容です。
毎日続く洗車業務や、油まみれの整備、高額な現金やお客様の車を命を守るプレッシャー…
それでも私は思います。
若い時から楽して何になる?楽して得たお金に何の意味がある?(ギャンブルとか)
必死に働いて、血と汗と涙を流して稼いだお金にこそ価値がある。
と、言ってる時点で古い人間なんでしょうね笑
「道が2本あったなら平坦な道より茨の道を選びなさい。その苦労があなたの未来を創ります。」
シティライトの専務からお言葉を戴いて20年以上実践しています。
ただ時代と共に私も会社も変わらなければなりません。
これからのAJの未来を造るのは今の若い世代です。
結果、若い人が続かない一番の原因は私の古い考え方だと思います。
イグジットのようにパリピーでバイブス上げて卍ブチかましてみるかなー
あーマジ令和…涙
令和元年8月13日
のど元過ぎれば熱さを忘れる…はい。時間が経過すればほとんどの悩みはほんと小さかった事に気づかされますね。ではまた元気を出して日記を記していきたいと思います。
世の中寝ても覚めても、TVを付けても友人との会話でもコロナコロナで1年半が経ちました。
大変な思いをされている方も多いと思います。オリンピックもどうなるんでしょうね。不安な事ばかりで先行き不透明な時代です。
自動車業も27年やってると、この時期はこうだ、とか大体自分が思っている通りになりますが今は全く毎月手探りの状態です。こんな時だからこそ経営者の手腕が試されます。
景気の良いときは誰が何をしたって上手くいくよ。今こそ無い知恵を絞って、怠けた体に鞭を打って本気で取り組まなければ淘汰されていく事になります。
よし!気合をいれるぞ!
まぁやっぱ当社精鋭揃いなんで個人的にはもう少しダラダラしようかな笑
令和3年5月10日